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私、どうやら「箸置」好きらしいです。
何処へ行っても、何時も箸に目が行きます。
なのに見落としていたこの箸置、日下華子さん作「星」と「月」です。太陽は難しいですものね。
次回の入荷にいれていただきました。
でも、いつも使っている箸置は父がやいたものです。ヘッタピーですが捨てがたく、と言いながら湯呑も父のものです。
花瓶も、、
父の晩年は趣味に生きていました。お友達と登り窯なるものを持っていました。ろくろは機械の設計をしていた彼がオリジナルで作ってお友達に差し上げていました。
表装、これはなかなか上手でした。ただ、彼の書は、、、うつむいてしまいます。見てはいけない、ような気がしていました。
ガーディナーで、特に菊(福助作り)はあっちこっち頼まれて教えに行っていました。勿論、ボランティアです。
彼のお葬式の日に、「また講演お願いします」のお電話をいただき、たまたま電話にでた私が「今年からもう無理なんです」と伝えると「日程はそちらに合わせます」と仰っていただき亡くなってしまったことを話さざるをえなくなってしまいました。慌てて後日お焼香に来て下さったのですが、その日は不思議なことが多かったです。「久しぶりにお声が聞きたくなって」と何人もお電話をいただき、その偶然にびっくりの連続でした。彼にあんなにたくさんの友人が居て、身体が丈夫でなかったので早いリタイヤだったので利害関係も何もない昔の会社の方々が100人を超えて来て下さったことには心から有難く思いました。
自分の父ですが、彼はとても誠実な人だったので皆さん彼を偲んでくださり、私のことを如何に彼が愛していたかを口々に教えていただきました。
だから、あの日とっても私の足が重かったのは彼がしがみついているから、と言われましたが、あまりの重さに振り切ってやりました。苦笑いしている父の顔が浮かびます。彼なら理解できる私との関係です。
何処へ行くのもついてきて、しょっちゅう私に「駄目!」と言われていましたもの。
私が東京の大学へ行くとなったら登校拒否の子供の用に心因性の病気になって引き留めるというどっちが親なの?状態で、愛しているといえばそうでしょうが、、、「獅子は千尋の谷に子供を落とすのよ!」と子供に言われる親ってどんなもの、、、
と言いながら、私もウルトラファザコンです。
と箸置からどんどん話が逸れていきました。
本当は器のことを書くつもりが、、、、
「新ジャガイモの飴煮」です。
コックリと美味しいです。
器は、工房あめつち(中川豪)さんの「灰釉五寸鉢(¥4,200)」です。
豪さんの器はナイーブに見えますが洗練されています。スキルが光るってやつでしょうか?
「大根と春菊のマスタードサラダ」です。
粒マスタードが良い塩梅です。
器は、季器窯(庄田春海)さんの「色絵五寸皿・青菊(¥2,625)」です。
春菊の緑と器の色が良い塩梅で清々しい、と思っています。
「蕪と帆立のスープ」です。
だんだん染付けに手がいく季節、到来です。
器は、工房あめつちの「染付けそばちょこ・鶉(¥2,310)」です。
鶉はこの半磁器が似合っていると思います。今、中国の鶉は危険な状態ですが、このこは大丈夫です。
力丸の生活
天変地変に弱い両親が交替に「りっちゃん、凄い雨と風やね。どうする?」と言ってきますが、そんなこと相談されても、、、
自立して欲しい。ボクは静かに寝ていますのに、、、
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